学校に通い始めました!- ECEへキャリアチェンジ –
2025年2月13日

こんにちは!久しぶりの投稿となりました。今回は最近の私生活についてお話しします。
タイトル通り、学校に通い始め、カナダで保育士を目指すことにしました。学校も終盤に差し掛かっていますが、これまでの経緯とかいろいろお話していこうと思います!
私はECE(Early Childhood Education)の資格を取るために私立のカレッジに通っています。
ECEは永住権も取れやすいということで、知っている人・興味がある人は多いのではないでしょうか?
当初はこのことについて記事にするつもりはなかったのですが、需要が高まっていると思うので、記事にすることにしました。
ECEについて私の知っている情報についても今後お伝えできたらと思います。
また、カナダの幼児教育についてもこれから更新していこうと思います。
Contents
学校に行こうと思った経緯
永住権を取ってから、ゆるく就活をしていましたが、なかなか仕事が見つかりませんでした。というのも、一応カナダで骨を埋めるつもりでいますので、今後20年、30年と長く続けられる仕事をしたくて、飲食などには応募していませんでした。
主に事務系の仕事に絞っていましたが、やっぱり難しいですね。日本でオフィスジョブの経験しかなく、日本の大学も出ていますが、、、
カナダで国外の経歴・学歴はあまり役に立たないと言われているのは事実かなと実感しました。
と言っても、カナダ人でもエントリーレベルの職を見つけるのは大変と聞くので、移民となるとさらに大変なのは想像できるところです。
50件くらい応募して、インタビューに1件いきました。この辺で、やっぱり今後のために何か資格取るのはどうかなぁと考え始めました。エントリーレベルのオフィスジョブって給料もそこまで良くないんですよね。
なぜECE(保育士)なのか
資格を取ろうと思った時に考えたのが、保育士、介護士、医療系、獣医(アシスタント)系、歯科助手(もしくは歯科事務)です。
介護士は長く続けると言う点で難しいかなと思い除外。医療系は難しいですし、時間かかるし、血が苦手なのでこれも除外。犬が好きなので、VETとかも考えましたが、うちの犬の安楽死の話が出た時に(まだ生きてます)、VETで働くとそうゆうの見なきゃいけないのかと思い躊躇。最後に歯科系か保育士か悩んで、保育士にしました。決め手は下記のような感じです。
- 比較的早く資格取得が可能、専門的で難しい医療用語などはそこまで学ばない
基本的にはそこまで難しいことは学ばないと思ってます。(友達に聞いた感じと実際に学び始めて)歯科系だと医療用語とか英語の壁も難しそうだなと思いました。子供の体や病気について学びますが、そこまで深くは学びません。あと、学校に通って11ヶ月ほどで資格取得が可能なので、短期間で取れるのも魅力的。 - 子供が好き
単純に、子供が好きだったので!昔は子供と関わる機会がなかったので気づきませんでしたが、友達の子供とかと関わってると子供好きだなって気づきました。 - 給料も良くなってきている
保育士は薄給なイメージがありますが、カナダもそんな感じです。実際に結構薄給でしたが、近年は保育士不足からか改善されてきています。現在では政府から+6ドル(時給)の補助が出ます。 - 需要がある
先述したように、常に人手不足です。 - ベネフィット
カナダは保育園をとても見つけにくいです。知り合いで保育園のウェイティングリスト待ちとかなかなか入れないっていう話をよく聞きます。今後、子供も考えていますが(私のカナダでのキャリア形成が落ち着いたら)保育園で働いている場合、優先的に入れてもらえることが多いです。
あとは、小さい個人営業とかでなければ、福利厚生がちゃんとしているところが多いです。
不安に思っていたこと・いること
- カナダは保育士不足と述べましたが、話を聞いている限り離職率も多いようです。友達の園は聞いている限り入れ替わり激しそうです。なぜそこまで離職率が高いのか、問題があるからとお思います。
- 自分に本当に向いているか。子供が単純に好きと述べましたが、実際には業界経験があるわけではないので、自分に向いている仕事なのかという不安があります。
- 年取っても続けられるか。日本だと保育士さんって若い女性のイメージがありませんか?私にはあったので、今後年取ってからも続けられるのかな?と体力面で不安になりました。
これについては友達がアドバイスくれて、大丈夫かなという気持ちに今はなっています。カナダでは保育士さんは結構幅広い年齢の人が働いています。体力についてはチームで働くし、それぞれ役割みたいなのがあるからとのこと。
学校選びから入学まで、学費について
学校に行くと決めてからはどこの学校に行くか調査です。あと、学費についても。できれば学費は安い方がいいですし、せっかく永住権を取れたので、なるたけカナダで使える政府のベネフィットとかいろいろ使えないか調べました。
ケロウナでのポストセカンダリースクール(post-secondary-school)って調べると実はいろいろあるんですが、その中で私の住んでいるケロウナでECEのコースがあるのは公立か私立の2つです。 UBCはバンクーバーにはECEのプログラムがあるみたいですが、オカナガンにはないようでした。
オカナガンエリアのポストセカンダリースクールについてはこちらの記事で!
この2つを比べると学費が全然公立Collegeの方が安かったです。
しかし、公立Collegeは入学が9月で、英語レベルがIELTS6.0必要でした。
一方、私立Collegeは入学は毎月可能で、英語のレベルがIELTS5.5でした。友達が昔通っていましたが、英語テストは比較的簡単にパスできるとのこと。
IELTS受けたことなかったので、自分の英語レベルがわからないのですが、IELTS6.0もない気がします。行くと決めたら、早く始めたかったので私立Collegeに行くことに決めました。
そうと決めたら、早速Collegeに連絡を取りました。カウンセリングして、学費について相談、受けられそうな奨学金についてなどを聞き、入学を決めました。入学を決めた連絡をすると、テストを受けにいき、無事パス。その月からスタートできるとのことで早速2週間後にスタートすることになりました。決めてからはあれよあれよという間に入学が決まりました。
BC州の奨学金や学生ローンについて(永住者)
ここで永住権を持っていると受けられるお金についてのことお話しします。
カナダの永住権を持っており、ECEの学校に行くと下記が可能です。
- 金利0%の学生ローンが借りられる
- 返済不要のBCの奨学金が受けられる可能性がある
私立カレッジなので、結構学費が高いです。と言っても、学費は実は自分の貯金で払えそうでしたので学生ローンは借りる必要はなかったです。しかし、なるたけ払いたくないというのが本音。
ちなみに、学生ローンを借りると出席率とかいろいろ厳しいみたいです。私は今の所出席率100%ですし、普通にやってればあまり休んだり遅刻することはないと思います。
返済不要のBCの奨学金が受けられるというのは朗報でした。これがECE Education Support Fundというもの。これはECEの学校に通っていると奨学金(Bursery)がもらえるというもの。しかしこれは確実にもらえるというものではなく、先着順で資金が尽きるまでという感じみたいです。夏、秋、冬/春と3つに分かれており、1コースごとに500ドルもらえ、各シーズンで最大8コース申請できます。つまり、条件が合えば、各シーズンで500 × 8 = 4000ドル受け取れます。
学校のカウンセラーさんに聞いた時は最大16000ドルもらえると聞いてたのですが、どういう計算で16000なのかちょっとよくわからないです。笑
詳しくはオンラインのインフォメーションセッションがあるのでそれに参加して聞くことをおすすめします。私も参加しました。
ECEベーシックのコースについて
私が受けているのはECE Basicというコースです。これは、44週間のコースで、そのうち10週間は実習に行きます。基本的に2週間ごとに新しいコースがスタートします。たまに4週間だったりします。コースを終了すると晴れてECEの資格をゲットできます。これは3歳から5歳の子供を見ることができる資格です。
座学が終わると実習へ行くことになりますが、実習先は3つ違うところに行かなければいけません。(昔は同じとこに行けたみたいですが、最近変わったそうです。)
実習が終わると晴れてECEの資格を申請することができます。
2週間で一つのコースを終えるので、あっと言う間に過ぎて行きます。
学校は8時から13時です。途中、30分休憩があります。土日祝お休みです。
カナダのカレッジについて
Collegeはどちらかというと専門学校だと思うので、私は日本の大学しか出ていないので比べられませんが、カナダのカレッジがどんな感じかについて。
- グループディスカッションやグループワーク、ペアワークが多い。
- プレゼンテーションも多い。みんなの前で何かを発表する機会も多いです。
- 授業中みんなたくさん発言する
質問とかではなく、先生が話している内容について、自分の意見や自分の経験を話します。 - 課題が多い。これは私の通うCollegeの特性上、2週間でいろいろ詰め込まなければいけないから必然的に課題が多くなるのかもしれません。
- インストラクターは1人。大学だと受ける授業によって教授がいますが、コースが変わっても先生は変わりません。
- 私立カレッジなので、通っている生徒の年齢は様々です。
実際通ってみて大変か
最初は大変でした。まず、言語面での壁、慣れない授業スタイル。ただ、慣れてくるとだいぶ余裕が出てきました。ただ、体力ないので、これにプラスして働いたりはできなそうです。若ければいけたかな。
まず最初に大変だと思ったのが、グループワークやグループディスカッションです。カナダ人ギャルは早口だったり、話し方に特徴があったりだと聞き取るのが難しいです。なかなかディスカッションに参加できず。ディカッションの内容を理解→考える→言語化するというプロセスが他のネイティブスピーカーより時間がかかるのも問題でした。
また、自分の意見を言うという機会が(大学ではあったけど)中高と一貫してあまりなかったので、意見を言うのが難しかったです。さらにそれを英語で表現は難しいです。あと、私、意見ない。
課題、レポートを英語で書くのが大変です。30ページとか40ページとかのレポートを書かなければいけないときがあり、大変でした。内容は簡単でしたが、とにかく量が多い。
テストの筆記問題。テストにはときどき、筆記問題があります。選択問題とかであれば、いけますが、筆記問題は結構大変です。内容はそこまで難しくなかったりしますが、その場で英語でってなるとなかなか。
まとめ
この歳でまた学校に通うことになるとは思ってもみませんでしたが、楽しく通っています。カナダのいいところは新しいことを始めるのに年齢は関係ないと言う点です。
今後どうなるかわかりませんが、保育関係についても発信できたらいいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました!!