【保存版】カナダで買える市販薬の種類と効能

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Tomo

2023年3月8日

カナダでは医療費は無料ですが、待ち時間がとてつもなく長いので一般的には普通の風邪くらいだとお医者さんにみてもらうということはありません。
普通の風邪とかだとお薬処方してもらえません。市販薬飲めって言われます。
そのためか、ドラッグストアに行くとたくさんの種類の薬が並んでいます。

薬の種類が多すぎてどれを買えばいいのかわからない！！

風邪やインフルエンザ、頭痛や痛み、アレルギーなど、さまざまな症状に対応した薬があります。
本当に初めて見るとどれを買えばいいんだかわかりません。
今回は、カナダで買える代表的な市販薬について紹介するとともに、私の使っている市販薬も紹介します。
今回は参考にロンドンドラッグの商品ページへのリンクを貼っています。

そうえいば、カナダの薬は大きくて飲みにくいのが多いと思います。笑

鎮痛剤/解熱剤　Pain relievers and fever reducers

一般的な頭痛、筋肉痛、関節痛、生理痛、発熱などの症状の緩和には以下の薬があります。

• Tylenol：痛みや発熱などの症状を緩和する効果があります。アセトアミノフェンが主成分の薬剤で、カナダでは一般的に使用されています。→おすすめ
• Advil：痛みや炎症を緩和する効果があります。頭痛、歯痛、筋肉痛、生理痛などに使用されることが多く、市販されている薬の中でもよく使われています。イブプロフェンが主成分の薬剤です。
• Aspirin：解熱や痛みを緩和する効果があります。アスピリンが主成分の薬剤です。
• Aleve：炎症や痛みを緩和する効果があります。主に、関節炎や月経痛、筋肉痛などに使用されます。ナプロキセンが主成分の薬剤です。
• Motrin：痛みや炎症を緩和する効果があります。頭痛、歯痛、筋肉痛、生理痛などに使用されることが多く、Advilと同様に市販されている薬の中でもよく使われています。イブプロフェンが主成分の薬剤です。

個人の健康状態や病歴によっては、特定の鎮痛剤/解熱剤が適切ではない場合があります。
したがって、持病があるかたや服用中の薬がある方などは、薬剤師や医師と相談するようにしてください。

私は偏頭痛がたまに出てくるのですが、Tylenolを服用しています。日本ではイブ使ってましたが。
Tylenolは胃に優しいです。

抗ヒスタミン剤　Antihistamines

抗ヒスタミン剤は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、かゆみ、じんましん、皮膚のかゆみなどのアレルギー症状や、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎などの炎症性疾患の治療に使用されます。
カナダの市販薬では下記があります。

• Reactine：アレルギー症状の軽減に効果があります。（セチリジンが主成分）→おすすめ
• Claritin：鼻水やかゆみ、くしゃみなどのアレルギー症状を緩和する効果があります。（ロラタジンが主成分）
• Aerius：花粉症などのアレルギー症状に有効です。（デセロチジンが主成分）
• Allegra：鼻水、くしゃみ、かゆみなどのアレルギー症状を軽減する効果があります。（フェキソフェナジンが主成分）
• Benadryl：アレルギー症状を緩和する効果があるほか、睡眠導入剤としても使われます。（ジフェンヒドラミンが主成分）→おすすめ

抗ヒスタミン剤には副作用があり、眠気や乾口、めまいなどが起こることがあります。
また、妊娠中や授乳中の人、高血圧や心臓病、糖尿病などの慢性疾患を持つ人には適さない場合があります。
抗ヒスタミン剤を使用する場合は、医師や薬剤師と相談することが重要です。また、適切な用法用量を守って使用することも大切です。

コロナに感染した後、化粧品を使うとアレルギー反応みたいなのが出るようになったので、Benadrylをしばらく飲んでいました。Benadrylの塗るタイプのも使ってました。

風邪薬　Cold and Flu

カナダで買える市販の風邪薬には、症状別にいろいろあります。鼻詰まりや咳、のどの痛みを緩和するものなどいろいろです。たくさんあるのでここでは総合的な風邪薬をいくつか紹介します。
風邪薬の中には昼用と夜用と分かれているものもあります。夜用は睡眠導入剤が含まれていることが多いので、運転や危険な機械の操作をする前には使用しないでください。

• Tylenol (タィレノール) シリーズ
  • Tylenol Complete：風邪・インフルエンザに効果のある薬→おすすめ
  • Tylenol Sinus ：鼻詰まり、鼻水などの副鼻腔炎に効果のある薬
• Advil (アドビル) シリーズ
  • Advil Cold & Sinus ：風邪・鼻詰まり、鼻水などの副鼻腔炎に効果のある薬→おすすめ
  • Advil Cold & Flu ：風邪・インフルエンザに効果のある薬
• Robitussin (ロビトッシン) シリーズ
  • Robitussin Cold & Cough：せき、鼻詰まり、胸の痰などの症状の総合的な風邪に効果のあるシロップタイプの薬
• Buckley’s (バックリーズ) シリーズ
  • Buckley’s Complete ：全身の風邪症状に効果のある薬
  • Buckley’s Complete Cough Cold & Flu Liquid：全身の風邪症状に効果のあるシロップタイプの薬
• NeoCitran (ネオシトラン) シリーズ
  • Neo Citran Ultra Strength Total Flu Day：全身の風邪症状やインフルエンザに効果のある薬。昼用タイプ
  • NeoCitran Ultra Strength Total Flu Night：全身の風邪症状やインフルエンザに効果のある薬。夜用タイプ。
• DayQuil NyQuilシリーズ→おすすめ
  • DayQuil NyQuil Complete Cold & Flu LiquiCap：咳、鼻水、頭痛、発熱などの風邪症状を和らげるための解熱鎮痛剤と去痰薬が含まれています。DayQuilは昼用。NyQuilは夜間用。

うちはもっぱらDayQuilとNyQuilです。NyQuilを飲むと死んだように寝ます。
このほかにもBenylinシリーズやスーパーとかのプライベートブランドのものなどいろいろあります。

咳止め薬/去痰薬 Cough and Chest Congestion

鎮咳成分（咳を止める）や、去痰成分（痰を取り除く）が含まれている薬は以下の通りです。

• Robitussin（デキストロメトルファン、グアイフェネシン、フェノールエフェドリンなどの成分を含む薬剤）
  • Robitussin Cough Control Syrup ：せき・胸の痰に効果のあるシロップタイプの薬
  • Robitussin Chest Congestion ：痰、喉の痛みに効果のあるシロップタイプの薬
• Buckley’s（ゲフェニラマイン、グアイフェネシン、フェノール、カンフルなどの成分を含む薬剤）
  • Buckley’s Original Mixture：せき、鼻詰まり、軽度な気管支炎などに効果のあるシロップタイプの薬→おすすめ
  • Buckley’s Expectorant – Cough Mucus & Phlegm：咳、鼻づまり、副鼻腔づまり、胸づまりなど。肺に働きかけて、粘液や痰をゆるめる薬。
• Benylin（デキストロメトルファン、鎮咳成分、抗ヒスタミン成分などを含む薬剤）
  • Benylin Cough & Chest Congestion with Warming Sensation：たんの絡む席や喉の痛み
• Halls（メントール、ユーカリプトス油、抗炎症成分などを含む喉の痛みを和らげる薬剤）：いわゆるのど飴です。いろいろな味がありあます。

うちは喉の痛みがひどい時はBuckley’sを飲みます。液体なのですが、味がひどいです。できれば飲みたくない。けど、すごい効くんですよねぇ。Benylinとかもよく聞きます。熱とかないけど、のどがめっちゃ痛い時とかに飲みます。
あとはHallsの飴を舐めてたりします。

消化器薬 Digestive medicine

消化器系、胃もたれなどの症状には下記の薬があります。

• Pepto-Bismol：消化不良、胃のむかつき、下痢、吐き気などの症状を緩和するための薬です。主成分はビスマス亜鉛サリチル酸エステルです。ピンク色の液体で飲むのが躊躇する。→おすすめ
• Tums：胃酸の過剰分泌による胃の不快感を緩和するための薬です。主成分は胃酸を中和するための炭酸カルシウムです。
• Gaviscon：胃酸過剰分泌による胃の不快感や胃酸逆流や胃酸過多などの胃痛を緩和するための薬です。主成分はアルミニウムとマグネシウムのハイドロキシドです。
• Gas-X：消化不良や腹部膨満感などの症状を緩和するための薬です。主成分はシミシコンです。シミシコンは、腸内のガスを泡状のガスから小さな気泡に変える作用があります。これにより、腸内のガスが体外に排出されやすくなり、腹部膨満感や不快感が緩和されます。

うちにはPepto-Bismolに似たスーパーストアのプライベートブランドのBismuth Subsalicylate Liquidが置いてあります。あんまりお腹壊すことないので、まだ使ったことがないです。(主に旦那用)

酔い止めなどの吐き気　Nausea Vomiting

酔い止めは下記のものがあります。

• Gravol：主に船酔いや乗り物酔い、妊娠初期の吐き気などを和らげるための薬剤です。→おすすめ
• Dramamine：船酔いや乗り物酔いなどを和らげるための薬剤です。
• Bonine：乗り物酔いや空気感冒などを和らげるための薬剤です。

酔い止めをこないだ初めて購入しました。実は乗り物酔いしやすいんです。カナダではGravolをよく聞きます。しかし、今回メキシコではDramamineを購入しました。いつもは船酔いするんですが、これ飲んで全くしなかったです！

痒み止め　Anti-itch

痒み止め薬には、以下のようなものがあります。

• Benadryl (Diphenhydramine)：アレルギー反応によって引き起こされるかゆみや蕁麻疹を抑える効果があります。→おすすめ
• Aveeno (Colloidal Oatmeal) – 保湿剤としても知られるオートミールの粉末から作られた製品で、かゆみや皮膚の炎症を和らげる効果があります。
• Polysporin (Polymyxin B Sulfate, Gramicidin, Bacitracin Zinc)：抗生物質の一種で、外傷やかゆみを引き起こす菌の感染を防ぐ効果があります。→おすすめ
• Cortate (Hydrocortisone)：ステロイド剤の一種で、炎症を抑える効果があります。かゆみや皮膚の炎症を引き起こすアレルギー反応や湿疹などに使用されます。
• Gold Bond (Menthol, Pramoxine HCl)：カユミ止めとして販売される製品で、メントールやプラモキシンなどの成分がかゆみを和らげる効果があります。パウダー、ジェル、ローション、スプレーなどいろいろあります。

虫刺されにはBenadrylを抑えておけば間違い無いです。うちにはBenadrylとPolysporinが置いてあります。

ドラッグストアで使える英語

まとめ

以上が、カナダで買える一般的な市販薬の一部です。
これらの薬は、一般的な症状の緩和に役立ちますが、使用量や使用期間には注意が必要です。
また、特定の健康問題がある場合は、医師の指示に従って使用してください。

私は旦那が化学系の専攻でしたので成分とか飲み合わせとかについては詳しいです。
結構軽く紹介したつもりが、ドラッグストアに行くとほんとにいろいろあります。
症状の英語を抑えてその記載がある薬を買えば良いかと思います。

あとは、Tylenol、Advil、DayQuil NyQuilあたりを抑えておけば間違い無いかと。
ドラッグストアには薬剤師さんもいるので、相談してみるのもいいと思います。

そのほかカナダで使える情報などを更新しています。