【完全攻略】カナダの洗濯機・乾燥機の使い方マニュアル
2023年2月9日
こんにちは!Tomoです!
カナダの洗濯機と乾燥機の使い方がわからないなぁ。
そんな人のために今回は、カナダでの洗濯の方法や乾燥機の使い方、洗濯用の洗剤について解説していきたいと思います。
カナダに来たばかりのころは洗濯機の使い方が分からず困った経験があります。
また、カナダでは洗濯物は乾燥機にかけるのが普通です。基本的には外に干すという習慣がありません。
カナダではそもそも地域によっては条例で屋外に衣類を干すことが禁止されています。
(実はカナダ以外でもオーストラリアなども同じだったりします)
なので、大抵の家には洗濯機と乾燥機があります。
最近は乾燥機付きの洗濯機を使っている人も多いですが、日本にいると洗濯ものが干してあるのが普通ですよね。なので、カナダでの洗濯に少し戸惑った記憶があります。
Contents
カナダの洗濯機と乾燥機の紹介
カナダでよく見かける洗濯機と乾燥機はこちらです。洗濯機と乾燥機が一体になっているタイプです。下が洗濯機で上が乾燥機です。
これと似たタイプで洗濯機と乾燥機が別れていて、横置きしている場合もあります。
もしくは、新しめのこのタイプもよく見ます。こちらも下が洗濯機で上が乾燥機です。これは縦に重ねています。
身長が低い方ではないですが、縦に重ねられてると乾燥機の設定が見えません。
このように扉の奥に洗濯機と乾燥機が置いてあったり、ランドリールームがあったり、ベースメントに置いてある場合もあります。
日本のようにバスルームに置いてあるのはあまり見たことがありません。(そういうお宅もあります)
コンドやアパートメントとかだと部屋にはなくて地下とかにコインランドリーみたいなのが設置されていて他の住人と共用なんてとこもあります。
はじめはサムソンのタイプを使っていて壊れて買い替えて一体になってるタイプになりました。なんでも壊れにくいんだとか。
洗濯で使える英語
洗濯で使える英語の紹介です。洗剤などを買うときに知らないと困っちゃいますね。
日本語 | 英語 |
---|---|
洗剤 | Detergent |
柔軟剤 | Softener |
漂白剤 | Bleach |
洗濯機 | Washing Machine |
洗い | Wash |
すすぎ | Rinse |
脱水 | Spin |
乾燥機 | Dryer |
温度 | Temperature |
洗濯機の使い方
洗濯の仕方としては、日本と同じでいいと思います。
洗濯物を仕分け(カラー、ニット、リネンなど)、洗濯洗剤と柔軟剤を入れ、モードを選びスタート。
でも一応一から全部説明しちゃいます!笑
ここで問題なのが洗濯物にあわせて、温度とサイクルを選ぶ必要がありますがそれがどれを使ったらいいかわからないことです。
STEP 1:衣類の準備
当たり前ですが、ポケットの中身を出したりまるまってる靴下を直したり準備をしましょう。
シミがある場合は、前処理をします。セーターは裏返しにすると、毛玉ができにくくなります。ジーンズも裏返しにすると色移りしにくくなります。スポーツウェアも裏返しで洗うと、汗や臭いがこもりやすい内側の表面まで洗うことができます。
TIPS:洗濯ネットを使おう
乾燥の際に服がとても痛むので、洗濯ネットを使うのがおすすめです!日系ショップ以外で売ってるお店は見当たらないので、日本から持ってくるのがいいです。
STEP 2:洗濯物を仕分ける
基本的には下記の通りに分けていけばよいです。
色:白、明るい色のもの、暗い色のもの
生地の種類:デニム、コットン、合成繊維、デリケート、タオル、寝具など
よごれ:ひどく汚れている, 軽く汚れている
STEP 3:洗濯機に衣類を入れる
このタイプはふつうにブッ込めば良いです。
しかしこのタイプは、洗濯槽の周りに、均等になるように衣類を入れる必要があります。
STEP 4:洗剤・柔軟剤を入れる
洗剤をディスペンサーに入れるか、ディスペンサーがない場合は、槽に直接入れます。
量は、パッケージに記載されている説明に従ってください。
洗剤ポッドを使用する場合は、底に入れます。
こちらの洗濯機の場合はディスペンサーがあるのでここに投入します。洗濯機の左側に開けれるところが設置されている場合が多いです。また、こちらは液体洗剤のみのため、パウダータイプの場合は直接入れる必要があります。洗濯機によってはパウダーでも入れれるものもあります。
こちらの場合は、洗剤は直接服の上から入れます。柔軟剤とブリーチは入れるところがあるはずです。
STEP 5:洗濯設定を選択する
洗濯物の量に合ったサイクルを選択します。汚れ具合や布の種類によって、洗濯温度を変えることもできます。サイクルによって回転スピードが違います。お使いの洗濯機によって項目は違いますが、代表的なものを表にまとめました。また、サイクルの設定とは別に水の温度を選択できる場合もあります。
サイクル | 英語 | 洗濯物の種類、使い方 |
---|---|---|
コットン | COTTONS | 綿の衣類や、ベッドシーツやタオルなど攪拌力の強い洗濯が必要な衣類 |
色もの | COLORS | アクティブウェア、ダークカラー、色物の混ざった衣類 |
白 | WHITES | 汚れのひどい白い衣類。漂白剤と組み合わせることもできます。 |
カジュアル | CASUAL | カジュアルウェアやオフィスウェア |
合成繊維 | SYNTHETICS | アクリル混のジャンパーやポリエステルのスポーツウェアなど、合成繊維 |
スピードウォッシュ | QUICK WASH | 30分以内に洗濯を終わらせたい場合に使用。汚れの軽い衣類にのみおすすめ。 |
手洗い | HAND WASH | シルク、ソフトコットン、薄手のウール素材、スパンコールやビーズを使った衣類。タグに’手洗いのみ’が記載されている衣類など。 |
ノーマル | NORMAL | コットン、リネン、シーツ、混合衣料など、通常汚れの衣類に |
デリケート | DELICATE | 薄手の生地、ランジェリー、セーター、ブラウス、パンツ、またはタグに“gentle”と記載されている |
すすぎと脱水 | RINSE & SPIN | 水着など、洗剤を使わずにすすぐ必要があるもの |
排水と脱水 | DRAIN & SPIN | 手洗いした衣類やびしょ濡れの衣類、重い繊維を水抜きする。または、選択を中断した後に、洗濯機の水を抜くためのものでもあります。 |
しわコントロール | WRINKLE CONTROL | ボタン付きのシャツ、業務用衣類、リネン、アクティブウェア、ノンアイロン衣類など。パーマネントプレスと同様に、タグにそのマークがあるものに使用します |
強力洗浄 | HEAVY DUTY | 強力な洗浄が必要な、丈夫で汚れのひどいもの |
厚手 | HEAVY | タオルやジーンズなど、厚手で汚れのひどい繊維 |
寝具 | BEDDING | シーツ、寝袋、毛布、布団、ジャケット、小さな敷物など、大きなもの、その他かさばるもの |
かさばるもの/シーツ | BULKY/SHEETS | BEDDINGと同じ。シーツ、寝袋、毛布、布団、ジャケット、小さな敷物など、大きなもの、その他かさばるもの |
サニタイズ | SANITIZE | 衣類、寝具、タオルなど、除菌が必要なもの |
洗濯機の掃除 | CLEAN WASHER | 洗濯機自体をきれいにするもの |
参考はこちら。
こちらはまずスタートを押します。そして、ダイヤルを回してモードを設定します。右の画面でさらに細かな設定ができるようになっています。普通の洗濯であればノーマルでいいですね。
左が洗濯機用のダイアルで、右が乾燥機用のダイヤルです。
こちらはダイヤルを動かすとスイッチが入ります。ダイヤルを回して設定します。
普通のものはColorsのMedium/Normalを使っています。
水温(Temperature)は節約のためにTap cold(水道水の温度)を使っています。汚れ物とかであればWarmを使ったりもします。
あとこちらはLoad Sizeも洗濯できます。いつも量に合わせて選択してたんですが、調べたらPrecise Fillで自動的に水の量を調整してくれるようでした。なので今後Precise Fill使います。笑
乾燥機の使い方
STEP 1:フィルターにリント(ほこり)が溜まっていないか確認
まず、乾燥機を使用する前に、フィルターにほこり(服の糸くずなどから出たほこり)が溜まっていないか確認します。
たまっていたら乾燥機を使用する前に必ず取り除いてください。
ほこりがたまったまま、使用すると火災の原因になります!
STEP 2:衣類を乾燥機に移す
洗濯が終わったら、できるだけ早く、衣類を乾燥機に移し替えましょう。
洗濯物を入れるとき、汚れのあるものやタグに自然乾燥が推奨されているものは入れないようにしましょう。ニットなどは入れないことをおすすめします。
ちなみにユニクロの製品はほとんど乾燥機使用不可です。
ユニクロのパジャマを普通にネット入れずに乾燥機かけてたら半年も立たないうちに袖とかがぼろぼろになりました。パジャマなのであきらめました!
STEP 3:ドライヤーシートを入れる
カナダではこういったシートが売っています。これを乾燥機に入れて衣類と乾燥すると柔軟剤のように衣類がふわふわ&いい匂いになります。静電気防止にもなるらしいです。カナダは静電気がすごいです。これを使えば柔軟剤は必要ありません。
うちはニットなどは乾燥機を使わないで自然乾燥させているので、柔軟剤も使っています。
※タオルにドライヤーシートを使用すると、タオルの吸水性が少し悪くなることがあります。
STEP 4:設定を選択する
こちらも使っているメーカーによって様々です。主要なものをこちらも表にまとめました。
基本的には通常モードでいいかと思います。あとは、普通乾燥させても乾ききってないときがあるので、そういう時はTimed dryで少し乾かしたりします。
TIPS:自然乾燥もできたら
ネットに入れて乾燥させると服が乾きにくいです!でも服が痛むのでネットは必須です!
傷んでほしくない服は自然乾燥をお勧めします!ニットも縮むので自然乾燥!
熱なし | No heat or fluff | ゴムやプラスチックなど、熱に弱い繊維を含むもの(裏面がゴムのバスマットやラグなど)を乾燥させるときに最適な設定です |
エアードライ | Air Dry or Air Fluff | No heatと同じようなものです。熱を使わず風を当てて乾燥させます。 |
時間指定乾燥 | Timed dry | 設定した時間だけ衣類を乾燥させます。熱は高熱なため丈夫な服に使うのがおすすめ。 |
デリケートまたは弱乾燥 | Delicates / less dry / Gentle Cycle | この乾燥機の設定は、低温で乾燥し、衣類の縮みを防ぐのに役立ちます。薄手のシャツやパンツ、デリケートな衣類、運動着などに最適です。 |
通常 | Normal or regular | 通常モードです。乾燥機によっては最適な乾燥レベルに達したときに自動的に停止します。 |
より乾燥/超乾燥 | More dry or very dry | ジーンズやタオルなど、丈夫な繊維を高温で乾燥させるサイクルです。 |
ヘビーデューティーまたはヘビードライ | Heavy duty or heavy dry | ローブや布団など、大きくてかさばるもの。高温で長めのサイクルです。完全に乾かしてふわふわに仕上げます。 |
パーマネントプレス | Permanent press | 中程度の加熱と冷却でシワを取り、軽減することができます。 |
シワになりにくい設定 | Wrinkle-Resistant Setting | パーマネントプレスと同じで、シワになりにくい設定です。 |
タンブル乾燥 | Tumble dry | 自然乾燥の代わりに使用することで、時間を節約し、衣類をすぐに着用できるようにします。高熱、低熱、無熱のオプションがあります。ただし、お手持ちの衣類がタンブル乾燥に対応しているかどうか、お手持ちの衣類のタグをご確認ください。 |
スチーム乾燥 | Steam dry | サイクルの最後にスチームを噴射して、布地にシワがつくのを防ぐのに役立ちます。 |
綿 | Cottons | 綿の衣類やリネンなど。 |
簡単ケア | Easy care | Permanent pressやWrinkle-Resistant 同じで、シワになりにくい設定です。 |
簡単ふんわり | Quick Fluff | すでに乾いた服やリネンなどをリフレッシュさせる、もしくはふわふわにする。 |
STEP 5:衣類を取り出し畳む
シワがつくのを防ぐために、できるだけ早く乾燥機から衣類を取り出します。
放置しておくと衣類がしわしわになってしまいます。
あとシェアハウスとかだと次に使いたい人いるかもしれませんし、放置してると勝手に出されてることもよくあります。
結構私これやってしまいます。リネンとかものによってはなかなかシワが取れないです。
STEP 6:フィルターのリント(ほこり)を捨てる
溜まっていたら捨てます。タオルなどを乾燥させると1回でいっぱいになります。
あとは、次の人のためにも捨ててあげましょう!(シェアハウスなどの場合)
こういう日本人的思いやり大事ですね!
ホームステイの場合
ホームステイの場合、ホストファミリーがやってくれる場合とやり方を教わって自分でやる場合があります。
私の場合は、自分でやる式でした。下着とかはやってもらうのに少し抵抗がありますね。
いずれの場合も洗濯機と乾燥機はホストファミリーのものを使わせてもらえます。
洗濯費用(洗剤代含む)も一般的にはステイ代に含まれています。
注意点としては、洗濯の回数が週に1回までなど決まっていることが多いということです。
私の場合も週1回でした。曜日も指定されていました。(確か土曜日)
私の場合はホストファミリーや他の留学生と被らないようにするためでしたが、
トロントとかだと土曜日と日曜日、および平日の夜7時以降は電気代が半額になるかららしいです。
(これはおどろき)
シェアハウスの場合
続いてシェアハウスの場合ですが、ほとんどの家で洗濯機と乾燥機が備わっています。
但し洗剤や柔軟剤は自分で買う必要があります。(共用のものがある場合もあります。)
シェアハウスを選ぶ上での注意点にもなるのですが、一回の洗濯(乾燥)毎に$2ほどお金を取られる場合があります。
無料のところが多いですが、そういうシェアハウスもあります。
コインランドリーのように使用時にコインを機械に入れないと動かない洗濯機や乾燥機を使っているところもあるみたいです。
洗濯回数が少ない人はいいかもしれませんが、そこは見学時にしっかり確認したほうがいいです。
また当然他のルームメイトとのシェアとなり、オーナーが同じ家で同居している場合は、オーナー家族も同じものを使用することになります。従って、お互い時間が重ならないように調整する必要があります。洗濯放置してるとほんとにみんな勝手に出します。あと、洗濯したいのに他の人使ってたりとか。シェアハウスでこういうところは不便ですね。
洗濯洗剤と柔軟剤、ドライヤーシートの紹介
こちらで洗濯洗剤については紹介しています。日本みたいにおしゃれ着洗剤みたいなのがないか探しているのですが、今のとこ見つからないです。あったら教えて欲しいです!!
まとめ
以上です。カナダでの洗濯の方法を1から10までまとめてみました。
これを読めばカナダに来て洗濯に困りません。
何度も言いますが、洗濯ネットは必須です!軽いし場所も取らないので、日本から持ってきましょう!