カナダ人がだ〜〜いすきなTim Hortonsについて解説

カナダ生活

Tomo

2024年3月27日

tim hortons

カナダの風景に欠かせない存在となっているTim Hortons
Tim Hortonsは、カナダのストリートから空港、ハイウェイまで至る所で見かけることができます。

私もTim Hortonsにしょっちゅうお世話になってます。ここではコーヒーだけでなく、美味しいドーナツやサンドイッチなどバラエティ豊かなメニューが揃っています。
そんなTim Hortonsはカナダ人の日常生活に欠かせない一部です。

今回の記事では、そんなTim Hortonsの魅力に迫ります。

Tim Hortonsって?

Tim Hortonsの起源と歴史

Tim Hortonsは1964年にカナダで生まれました。創業者はプロのアイスホッケー選手であったティム・ホートンさん。

彼は美味しいコーヒーと軽食を提供するカフェを開く夢を抱いていました。最初の店舗は、オンタリオ州のハミルトンにオープンし、そこから一気に拡大していきました。

ティム・ホートンが提供したコーヒーは、その風味と香りで瞬く間にカナダ人の心をつかみ、口コミを通じて評判が拡がりました。彼の独自のブレンドが生んだコーヒーは、まさに一杯の至福であり、多くの人々にとって朝の必需品となりました。

Tim Hortonsは創業当初から地元コミュニティに密着し、人々に親しまれる存在となりました。その結果、新しい店舗のオープンとともにブランドの知名度は急上昇し、カナダ全土で愛されるアイコンとなりました。

1967年に悲劇的な出来事がティム・ホートンを襲い、死をもたらしましたが、その後も彼の名前を冠したカフェは成長を続け、今や国内外で数千の店舗を擁するまでに発展しました。
Tim Hortonsの歴史は、単なる飲食店の成功以上に、カナダの一部としての誇りとなっています。

この長い歴史とカナダの地に根ざした起源は、多くのカナダ人にとって愛着のあるものとなっています。メニューは手頃な価格であり、多くの人々にアクセスしやすいです。そのため、様々な年齢層や経済的背景の人々に愛されています。

メニューの魅力

Tim Hortonsのメニューは、その多様性とリーズナブルな価格で広く愛されています。
最も人気なのは、Tim Hortonsのコーヒーです。
独自のブレンドと丁寧な焙煎により生まれるコーヒーは、濃厚で深い味わいが特徴で、多くのカナダ人にとって朝の定番となっています。

また、ティムビッツもその代表的な軽食として人気を博しています。これはドーナツの穴を利用して作られた小さなドーナツで、バラエティ豊かなフレーバーが楽しめます。甘いものが苦手な方にも、さまざまなサンドイッチやホットスープが用意されており、朝食やランチタイムに利用されることが一般的です。

一方で、季節限定のメニューや地域限定商品も充実しており、飽きることのないバラエティが魅力です。これらの特徴的なメニューは、リーズナブルで美味しい食事が提供されることに加え、Tim Hortonsをますますカナダ人の心に刻み込む要因となっています。

コーヒー:ダブル・ダブルとは?

「ダブル・ダブル」という言葉は、主にカナダで使われるコーヒーの注文方法です。これは、コーヒーについているクリームと砂糖の量を指定するものです。

一般的なコーヒーの注文方法は、「ブラック」(黒)、「クリームとシュガー」(クリームと砂糖)、「ミルク」といった形ですが、カナダでは「ダブル・ダブル」という言葉が使われます。これは、コーヒーにクリームを二つ入れ、砂糖も二つ入れることを意味します。つまり、コーヒーに対してクリームと砂糖を二倍の量で入れる注文です。

この言葉は、ティム・ホートンズで特によく使われますが、カナダでは他のカフェやコーヒーショップでも理解されることが一般的です。マクドナルドでも通じます!

私はコーヒーは基本的には甘いのは飲まない派ですが、朝とか糖分を摂取したいときとかに注文します。
発音は「ダボ・ダボ」って感じです!

ティムビッツ:人気のドーナツホール

ティムビッツ(Timbits)は、ティム・ホートンズが提供している、小さなドーナツボールのことです。

ティムビッツは、通常のドーナツと同じ生地を使用していますが、小さな球状に成形されています。サイズが小さいため、通常のドーナツよりも手軽に食べることができ、様々なフレーバーやトッピングが提供されています。人気のフレーバーには、グレーズド(砂糖やシロップでコーティングされたもの)、チョコレート、ハニー、オールドファッション(伝統的なドーナツの風味)などがあります。

ティムビッツは、価格もお手頃なので、軽食にぴったりです。10個入りが$2.99で20個入りが$4.99です。(2024年現在)1個からも注文できますが、私はだいたい10個入りのランダムで詰め合わせを購入します。

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ベーグルやサンドイッチ:朝食やランチに人気の商品

ティム・ホートンズのベーグルやサンドイッチは、朝食やランチに人気の商品として知られています。
朝食メニューでは、ベーコン、エッグ、チーズなどを挟んだベーグルやクロワッサンサンドイッチが特に人気があります。これらは、手軽に持ち運びができるため、通勤や学校への移動中に便利です。
また、ランチメニューには、チキンやターキーなどのミートサンドイッチや、ベジタリアン向けのオプションも充実しています。
これらの商品は、手軽さと食べ応えのある内容です。

アイスキャップ(Iced Capp):夏の暑い日に!

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アイスキャップ(Iced Capp)は、ティム・ホートンズで提供されている人気のある冷たい飲み物です。アイスキャップは、氷と特製のフラップトップブレンド(フローズンコーヒーベース)をブレンドしたもので、滑らかでクリーミーな飲み物として知られています。スタバのフラペチーノのような飲み物です!

アイスキャップは、通常のアイスコーヒーよりも濃厚であり、コーヒーの風味を楽しむことができます。さらに、バニラやモカなどのフレーバーを追加することもでき、個々の好みに合わせてカスタマイズすることができます。

特に夏季に人気が高く、暑い日にはさわやかな一杯として親しまれています。カナダだけでなく、ティム・ホートンズが展開している国々でも、アイスキャップはファンに愛されています。

スポーツ界との結びつき

ティム・ホートンズは、スポーツ界との深い結びつきでも知られています。その関係はいくつかの形で現れています。

ティム・ホートンズは、様々なスポーツイベントやチームへのスポンサーとして活動しています。特にアイスホッケーがカナダで非常に人気のあるスポーツであり、ティム・ホートンズはNHL(National Hockey League)や地域のホッケーリーグなどの大会やチームを支援しています。また、サッカーやバスケットボールなど他のスポーツでもスポンサーシップ活動を行っています。

さらに、カナダのアスリートやスポーツ団体にも支援を提供しています。これには、トレーニングキャンプの提供やチームのメンバーへの食事提供などが含まれます。彼らはまた、カナダのオリンピックチームやパラリンピックチームの公式スポンサーでもあります。

また、スポーツ施設や競技場内に店舗を展開しています。これにより、スポーツイベントの参加者や観客が手軽に食事や飲み物を楽しむことができるようになっています。

これらの取り組みにより、ティム・ホートンズはカナダのスポーツ文化と密接に結びついており、多くのスポーツファンやアスリートから支持されています。

カナダ国外でのティム・ホートンズの展開

ティム・ホートンズは、カナダ国外でも展開を行っていますが、カナダ国内ほど広範囲には普及していません。主な展開先はアメリカ合衆国や中東の一部地域です。

アメリカ合衆国でも多くの店舗を展開しています。特に、アメリカ北東部や中西部において人気があり、カナダ国境近くの州や都市で見られます。一部の地域では、ティム・ホートンズはカナダ人やホッケーファンなどのコミュニティにとって親しまれた場所として知られているそうです。

ティム・ホートンズは、なぜか中東地域で積極的な展開を行っています。
GCC(湾岸協力会議Gulf Cooperation Council)全土で274店舗を展開しており、現在、UAE(アラブ首長国連邦)に86店舗、KSA(サウジアラビア)に139店舗、オマーンに8店舗、バーレーンに8店舗、カタールに26店舗、クウェートに7店舗を展開しています。
特に、(UAE)、サウジアラビア、カタールなどの国々で人気があり、多くの店舗が営業しています。
中東地域では、カフェ文化が根付いており、ティム・ホートンズのカフェはその一翼を担っています。

こちらはGCCのティムホートンズのインスタグラムです。

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他にも、ヨーロッパではイギリスに多く、スペインなどにも店舗があります。アジアでは昨年韓国にオープンした党です。残念ながら、日本へは未進出です。
ヨーロッパやアジアではカナダ国内ほど普及しているわけではありません。しかし、グローバル市場においても徐々に知名度を高めつつあり、将来的にさらなる展開が期待されています。日本にもいつか来るかもしれませんね!

まとめ

カナダを代表するティム・ホートンズの魅力をお伝えしました!カナダに来たら絶対に行く機会があると思います。ぜひダボダボを注文してみてください!笑

少し前になりますが、ジャスティンビーバーとコラボしていました。そのときのティム・ビッツが美味しかったです!またやって欲しいです。

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他にもカナダのブランドって実はたくさんあります!こちらの記事ではカナダのブランド紹介しています。