【完全攻略】カナダのゴミ捨て事情 〜ケロウナのゴミ分別について解説〜
2023年11月20日


カナダのゴミの仕分けが日本と全然違ってよくわからないなぁ
今回はカナダでのゴミ捨てについて解説します。日本でも地域によっては仕分け方法が違うと思います。
私の住んでいた都市ではプラごみなどの仕分けが厳しかったです。
地域によっては仕分けなくてもいいところありますよね。
カナダも同じように自治体によって分け方が違います。今回は私の住んでいるケロウナについて紹介したいと思います。
Contents
ゴミの捨て方について 基本
まず、基本的なことはカナダ全土で共通だと思います。
カナダでは一軒家の場合は各家庭でゴミを捨てるボックスのような?(cartと呼ばれる)のようなものがあります。
アパートやコンドなどの集合住宅などの場合は大きいコンテナがあり、日本と同じように、各家庭が同じ場所に捨てれます。
それをごみ収集の人が回収していきます。
日本と違うと思ったのが、一軒一軒ゴミ収集車が周っていくことです。
こちらがそのボックスです。種類によって色が違います。この中にゴミを貯めて、週に一度業者さんが回収に来ます。
家庭ゴミ(生ゴミ)は熊対策で車庫の中に入れてます。(熊出るんです😂)


ゴミの分別について
ゴミの分別については地域によって微妙に違います。調べた限りだとバンクーバーの方が私の住んでいるところより細かいです。
Kelowna、West Kelowna オカナガン(OKANAGAN)地区
Oknagan地区ではゴミの仕分けは主に4つ。Garbage(一般ゴミ)、Recycling(リサイクル)、Yard waste(庭のゴミ)、Depot(缶・瓶などの購入時にdepositが取られるものなど)です。
Garbage(一般ゴミ)
こちらに含まれるものは下記の通りです。
- 一般家庭ゴミ
- 生ゴミ
- 食品など残ったものが入った容器
- 紙おむつ
- 割れた窓ガラス、食器、鏡、陶磁器
- 汚れやワックスのついた段ボール(食品や油が染み込んだもの)
- 動物の排泄物、粗大ごみ、おがくず
- 発泡スチロールのピーナッツやチップス
- ティッシュ、ナプキン、ペーパータオル
詳しくはこちらで確認できます。
Recycling(リサイクル)
リサイクルに含まれるものが日本ととても違く、頭を悩ませるものでもあります。主に下記がリサイクルに含まれるものです。
- 紙、封筒、雑誌、カタログ、紙袋
- 段ボールおよびボール紙の箱
- シュレッダーされた紙(紙袋か箱に入れてカートに入れる)
- プラスチック製ストロー、プラスチック製カトラリー、紙製パーティー装飾品、紙皿などの使い捨て品
- 紙製・プラスチック製のドリンクカップと蓋
- プラスチック包装、食品容器
- ゲーブルトップ(頭が三角になっているタイプの牛乳の容器のようなもの)とテトラパック(四角いタイプの牛乳容器)(中身が空で洗ったもの)
- チップス、ジュースなどの巻き缶(プリングルスの容器のようなやつ)
- アイスクリームの箱
- アルミホイルラップ、容器、皿
- 金属缶と蓋(ラベル付き)
- スプレー缶(中身が空のもの)
- プラスチックのコンテナー(テイクアウトなどでもらうやつ)
- デポジットでないグラス容器
少し難しいですが、主に紙のものや段ボール、プラスチックの容器、缶の容器などです。ただし、後に紹介するデポジットのものと仕分けがややこしいです。プラスチックでも袋などはデポジットになります。
詳しくはこちらから。
Yard waste(庭のゴミ)
こちらは草刈りなどお庭のお手入れで出たゴミを捨てる用です。賃貸やアパート住まいだとあまり関係ないかもしれませんね。捨てれるものは下記の通りです。
- 草の刈りくず
- 落ち葉
- 雑草
- 植木の刈り込み
- 直径5cm以下で長さ1m以下の枝および庭木の剪定枝
- 松葉と球果
- カボチャ
- 果物の糞
かぼちゃとあるのはおそらくはハロウィン後のことですかね。
Depot(缶・瓶などの購入時にdepositが取られるもの)
カナダの多くの地域で、缶やペットボトルなどの飲料品を購入するとデポジットが徴収されます。そして、飲み終わった容器を指定された場所に持って行く事で、支払ったデポジットを返金してくれるというシステムが採用されています。
デポジットに関しては購入した際にレシートを確認してください。
その他にも、デポジットがとられていないが、下記のものはデポに持っていく必要があります。
- レジ袋
- ビニール袋(パンやチラシ、製品を包んでいる薄めのビニール)
- 果物、玉ねぎ、アボカドなどが入っていたプラスチック製のネット袋
- ポテトチップスの袋
- プラスチック製プチプチ
- 冷凍食品用のジッパーパウチ(ベリー類、野菜、エビなどが入っていたもの)
- 発泡スチロール(お肉が入っていたものや電化製品を保護しているクッションなど)
つまり、ビニール袋系は全てデポに持っていく必要があり、発泡スチロール品もすべてデポになります。
この辺が少しややこしいですね。
オカナガン地域のデポの場所
オカナガン地域のデポの場所は下記から確認が可能です。
ゴミ回収スケジュール
こちらでお住まいの住所を入れると確認ができます。
こちらのPDFのマップでも確認できますが、少し見にくいです。
ガイド
こちらからPDF版の簡易リサイクルガイドがダウンロードできます。(2023年版)これを印刷して冷蔵庫に貼ってます。
もっと詳しいバージョンはこちらです。(2023年版)
まとめ
いかがでしたでしょうか。最初はどれがリサイクルなのかわからないかもしれません。しかし、すべて同じビンに入れられるので、慣れればとっても楽です。リサイクルのものについては時々アップデートがあるので、こちらで最新のものを確認するようにしてください。
バンクーバーとの大きな違いは生ゴミが一般ごみと一緒なところでしょうか。リサイクル関連も、ここでは紙とプラを分ける必要はなく、青いビンに入れればそれでOKです。